東京都吹奏楽コンクールについての予備知識 |
各組について 東京都高等学校吹奏楽コンクールでは、人数による表現力の違いに応じて以下の様に部門を分けています。 ・A組(55名まで) ・B東日本組(35名まで) ・B組(35名まで) ・C組(20名まで) 《A組》は全日本吹奏楽コンクールの予選を兼ねており、課題曲と自由曲の2曲を12分以内で演奏します。課題曲は毎年新曲が5曲程度作曲され、その中から1曲選択します。 《その他の組》は、自由曲のみを7分以内で演奏します。 《B東日本組》は小編成部門の上位大会「東日本大会」の予選を兼ねており、通常使えないピアノ等の楽器が使用できます。 ここからはあくまでも主観ですが、A組は全日本吹奏楽コンクールという全国規 模のスケールになる為、注目度が高くなる傾向を感じます。最近吹奏楽コンクールを「吹奏楽の甲子園」と表現することがありますが、この場合はA組のコンクールを指すようです。しかし、その他の組もコンクールにかける意気込みはまったく 変わらないと感じます。高校生という多感な時期に一つのことに集中して無我夢中で進んでいく姿はとても感動的だと思います。 (吹奏楽OBOG会代表(36期) 小野 拓) |